エンザート®℗ セルフ・タッピング・インサート

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エンザートは、前タップが不要であるだけでなく金属材料および樹脂、木材に対してもセルフロック機能を持つインサートで、ねじ部の着脱によるゆるみに強い特長があります。
鋳鉄、アルミ合金、樹脂全般および木材に広く使用でき、求められる耐摩耗性と高い引抜き強さを得ることができますが、使用する相手材によりタイプを使い分ける必要があります。 各タイプの特長を生かしてエンザートの機能を最大限に利用してください。

タップ作業不要

【タイプ】

割溝タイプ 302 標準型303 小外径型
三つ穴タイプ 307/308 標準型3072/3082型347/348 小外径型
317/318 ピン付き337/338 チップフリー型
特殊タイプ 305 ねじ塑性整形型309 荒目型304 点火プラグ用

【用途】

  • エンザートは主に直タップではねじバカを起こし易いアルミ合金材およびプラスティック材全般に使用されるインサートナットです。
  • 内径部と外径部との両方にねじを持ち、個体に割溝または三つ穴式の切刃を備えたタッピング・インサートです。
  • 比較的強度の低い素材のねじ部の機械的強度を補い信頼性の高い締結部品として機能します。

【機械的強さ】

  • エンザートは機械的強度の低い相手材のねじ部を補強する目的で使われます。ねじ軸力をエンザートの外ねじ部の母材が支えるため、直タップねじより相手材の強度をより多く引出すことができます。
  • エンザートを使った補強は相手材個有のせん断強さ又は使用するボルトの機械的強さが限界となりますが、エンザートそのものが破壊することはありません。
  • 少々のねじの締め過ぎでねじバカを起し易い樹脂材は多少オーバーな締付けトルクにも十分耐えるよう補強することが必要です。またねじ締めと緩めの繰り返しによってねじバカを起し易いアルミ合金等はボルトの許容荷重にも耐えられる補強が求められます。
  • エンザートは上記の要求を十分に満たす性能を備えています。

セールスポイント

  1. 1.コイル型インサートとは違い、前タップの必要なし!
  2. 2.金属材料および樹脂、木材に対してもセルフロック機能を持つため、ねじ部の脱着によるゆるみに強い!
  3. 3.どの相手材に対しても求められる耐摩耗性と高い引抜き強さを得ることが可能!
    (割溝〈または三つ穴〉の間にあるねじ山はテーパ角によってクサビ形になっているためエンザートの逆回りを喰い止めるよう働きます。)
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