リコイル タングレスインサート® タング折り取り不要

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タングレスインサートは従来のインサートについているタングの代りにドライビングノッチ(返り)をつけました。このドライビングノッチを挿入工具の爪が引っ掛けて挿入します。挿入が終わると専用工具が自動的に逆回転し、爪がインサートから外れて専用工具の溝の中に収納されます。

リコイル タングレスインサート®

  • 作業時間が1/3に短縮コストダウン実現!
  • 作業に差がでる12秒

従来のインサートの作業36秒 タングレス・インサートの作業12秒

セールスポイント

タングレスインサート

  1. 1.φ3mm以下のインサートでもタングレスならミスなく確実に挿入できます。(折ったタングがねじ穴に残る心配はありません)
  2. 2.タングレス挿入工具が電動式に非常に使いやすく設計されています。この使いやすさが、インサートの挿入をより確実に、生産性を高めます。
  3. 3.挿入工具はねじ式を採用しているので、挿入時のピッチ飛びが防げます。
  4. 4.タングレスインサートは、どちら側からでも挿入できます。インサートの向きを気にせず使えます。
  5. 5.専用工具の使用により、タング無しで挿入、抜き取りが可能です。
  6. 6.抜き取る際にも、めねじにも本品にダメージを与えません。
  7. 7.タングを折り取ったり、折ったタングを探したり、ゲージを確認する必要がありません。

挿入方法

挿入中 挿入工具の爪がタングレス・インサートに接合し、タップ穴に回転しながら挿入します。挿入完了後 挿入完了後には挿入工具を逆転させれば爪が引っ込みノッチから工具が自然に外れます。

電動工具で挿入する場合

挿入工具の拡大スケルトン図

  1. 電動工具で挿入する場合1

    ハウジングとロックナットをゆるめ、インサートをノッチに爪がかかるまで装着してください。その後ガードとインサートの隙間を線径1本分あけてハウジングとロックナットをセットしてください。

  2. 電動工具で挿入する場合2

    コイルを工具の先端に取り付けます。ドライバーのスイッチレバーを押しながら工具を回転させ、コイルを工具の先端に当てながらインサートを電動で装着します。

  3. 電動工具で挿入する場合3

    母材に対して垂直に工具を持ち、母材に工具先端が接触したらスイッチレバーを握って工具を回転させます。

  4. 電動工具で挿入する場合4

    ガードに部分が母材に接触すると電動工具は自動的に反転します。レバーを押し続けたまま工具を回転させて工具だけを引き出してください。

専用電動工具・専用電源(メトリック・ユニファイサイズ共用)

手動の場合

電動工具で挿入する場合と同様にインサートを工具の先端に装着します。母材に対して垂直に工具を持ち、押し付けすぎないようにしながらインサートを回しいれてください。工具が母材に当ったところで工具の回転方向を逆にし工具を引き出してください。

サイズ表

呼び径 呼び長さ 自由外径 適用ドリル径
1D 1.5D 2D 2.5D 3D
M2.5-0.45 2.5 3.8 5 6.3 7.5 3.20~3.40 2.6
M3-0.5 3 4.5 6 7.5 9 3.80~4.35 3.1
M4-0.7 4 6 8 10 12 5.05~5.60 4.2
M5-0.8 5 7.5 10 12.5 15 6.20~6.80 5.2
M6-1.0 6 9 12 15 18 7.40~7.95 6.3
M8-1.25 8 12 16 20 24 9.80~10.35 8.4
M10-1.50 10 15 20 25 30 11.95~12.50 10.5
M12-1.75 12 18 24 14.30~15.00 12.5

サイズ表(SUS316)新製品

長さ 製品番号
M3-0.50 1D TL05032Y
1.5D TL05033Y
2D TL05034Y
M4-0.70 1D TL05042Y
1.5D TL05043Y
2D TL05044Y
M5-0.80 1D TL05052Y
1.5D TL05053Y
2D TL05054Y
M6-1.00 1D TL05062Y
1.5D TL05063Y
2D TL05064Y
M8-1.25 1D TL05082Y
1.5D TL05083Y
2D TL05084Y
*耐食オーステナイト系425℃(800°F) 海上用向け
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