表面処理で対応

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表面処理とは、金属や樹脂などの素材の表面に何らかの処理をしてサビを防いだり、美観を与えたりすることを言います。
また、摩耗を防ぐ、滑りを良くする、表面を硬くする、寸法精度上げるなど機能性を付加することも表面処理の類と言えます。
表面処理にはメッキや塗装、研磨など様々な方法がありますが、ねじ業界ではメッキや塗装のことを指す場合がほとんどです。

表面処理

【表面処理の種類】

  1. 電気メッキ

    メッキとして付けたい金属に電気を流して溶解させ、メッキしたい製品に付着させる方法。
    比較的安価だが、製品の形状によっては膜厚にムラができる。
    (主なメッキ:電気亜鉛メッキ、クロムメッキなど)
  2. 無電解メッキ

    メッキとして付けたい金属を含む溶液中にメッキしたい製品を入れ、化学反応により付着させる方法。均一な膜厚が可能。
    大きく分類すると電気メッキの一種。
    (主なメッキ:無電解ニッケルメッキなど)
  3. 化成処理

    溶液中で化学反応により製品の表面に薄い膜を生成させる方法。
    亜鉛メッキ後の後処理(クロメート処理)や塗装の下地用(パーカーライジングなど)としてする場合が多い。
    (主なメッキ:クロメート処理、黒染、パーカーライジングなど)
  4. 溶融メッキ

    亜鉛やスズ、アルミなどの金属を溶かした中に製品を入れ、それぞれの金属を付着させる方法。
    ドブメッキやテンプラメッキとも呼ばれる。
    (主なメッキ:溶融亜鉛メッキなど)
  5. 塗装

    いわゆる塗装。吹き付け塗装、粉体塗装、電着塗装、焼き付け塗装などの方法がある。
    金属など最終仕上げとして行われる。
    (主なメッキ:ディスゴ、ダクロタイズド、ジオメットなど)
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